Dr.SANTAの物流改善センター

Dr.SANTAの物流コンサルティングのWebサイトです。物流改善・コストダウンならお任せください。

HOMEサービスコンサルタント紹介物流改善情報館会社概要 初回分析・改善提案(30万円相当)が無料。交通宿泊費のみのご負担でお伺い致します。
HOME > 物流改善情報館 > 【在庫改革】第27回 発注体制の見直し

物流改善情報館

【在庫改革】第27回 発注体制の見直し

2012年12月3日

今まで解説してきた様に発注ルールの見直しは必要であるが、発注部署の見直しも必要である。読者の皆さまは「物流プロジェクトで発注ルールを決めてそのルールに基づいて実行するのであるから、どこの部署で発注しても同じ。であれば、現在と同じ部署がよい」と思われるのでは無いだろうか。しかし、私の考えでは「新規商品は、商品企画部門が発注」「定番商品は、物流部門が発注」することが一番良いと思っている。製造業を例にあげて考えてみたい。
027発注体制の見直し.jpg
一般的には、製造業は工場が製造計画をたてる。工場では製造効率を優先させることを部門目標としているため、必要数を製造する考えが低い。また、営業部門では前述した様に「欠品防止を主眼」にしており、また「商品別販売予測数」の精度は極めて低い。物流部門は毎日の出荷を肌で体験しており、「物流効率(保管効率、作業効率)の良い物量を計画出来、物流コストの削減が実現」できるのである。
ただ、それでは製造効率が悪くなると反論が出ると思う。「製造効率が悪くなれば製造原価が上昇し利益が出無くなる」という意見である。しかし、今一度考えて欲しい。在庫削減の目的は、「顧客満足を実現しながら、経常利益を向上させる在庫政策」である。製造原価が下がっても、物流費が上昇しては意味がない。特に販売数の少ない商品に関して、問題になるかと思われる。具体的に検討するためには、それらの商品の過去データを集計し、いくつかの製造ロットパターン毎の「製造原価、販売利益、保管費、物流人件費、輸送費」を算出して比較検討する。(出荷数が少ない場合に製造ロットを維持した場合は、保管費や物流人件費(入荷人件費+倉庫整理人件費+倉庫間移動人件費+棚卸人件費)、輸送費(倉庫間移動輸送費)が増えることがわかると思われる)。比較検討すれば、判断ができる。尚、この手順は商品の荷姿(例えば、商品形状が大きい商品は保管費が増加)で大きく変わるので注意して頂きたい。
今回の執筆をもって、第2章「在庫改革の進め方」は終了とする。次号からは、第3章「物流クレーム改革の進め方」に入る。ご期待頂きたい。

このコラムは大塚商会様のERPナビにて連載中のコラムを並行掲載しているものです。

ページTOPへ

セミナーバナー

執筆書籍紹介

新刊のご案内:2014年7月

物流改革の手順(出版文化社)
1,890円


3ヶ月で効果が見え始める物流改善
【現状把握編】
(プロスパー企画)

1,890円

セミナーDVD

物流改善コンサルティングよくある質問Q&A