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【物流作業改革】第39回 物流メンバーの意識向上

2013年3月18日

私が物流作業をテーマに講演した場合、10年ほど前までは「作業改革を達成するための手順」を中心にお話をさせていただいていた。しかし、あるお客様のひと言で、考え方を大きく変えなければならなかったのである。その言葉とは、「SANTA先生のおっしゃることはよくわかりますが、私の会社は残念ながら決められた事を守らないのです。この様な状態ではどうすれば良いのでしょうか?」。当り前のことではあるが、改善策が良くても実行しなければ改善は全く進まない。今回は「物流メンバーの意識の向上」をテーマにお話をしたい。
物流センターを数多く回っていると、改善が進んでいない企業には共通した傾向がある。それは「挨拶ができていない」ことである。物流センター内で整理整頓ができていたとしても、「挨拶」ができていない企業は改善活動があまり進まない。
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「挨拶」は非常に単純な事であるが、出来ていない人の教育はなかなか難しい。日常生活でも普通に挨拶ができないのに、就職して短期間でいきなり出来る様になる事はありえない。逆に「挨拶」ができているだけで、良い意味で目立つぐらいである。この様な場合は、どうすれば良いのであろうか。答えは、こちらから挨拶を続けるしかない。何カ月も継続すると、会釈ができる様になり、次に蚊の無く様な小さい声で挨拶ができ、最後に大きな声で挨拶ができる様になる。1年ぐらいの期間を覚悟して進めて欲しい。挨拶ができる物流メンバーが過半数以上になれば次の段階に進みやすくなる。挨拶ができる様になると、コミュニケーションがとれて、会話がしやすくなり、自然と問題点の提起も起こってくる。余談ではあるが、人員募集する際の募集要項に、「挨拶ができる方」と謳い、はっきりとこちらの欲している人材を示すのも一案である。
職場環境が良くない企業では、「問題があっても提案しない」「決められた事を守らない」
「自身の評価が適正でないと思っている」等の問題が山積している。また、今やっている仕事以上に新たな仕事をしたく無いと思っている。すべてが悪循環になってしまう。物流メンバーの意識・職場環境で、改善を進める土壌が大きく違う事がわかって頂けたであろうか。
次に改善活動を、自主的に行う段階を目指すことになる。それを実行し、効果が出れば誉める仕組みを作る。営業が売上目標を達成した時、報奨金支給や昇給するのと同じ様に物流も評価をすべきである。物流改革は楽しいものである。自分たちで「問題点を見つけて、改善策をたて、効果が出て、誉めてもらえる」。従業員のモチベーションも高くなる。評価基準が公正なものであれば、改善環境は整う。この状態で「改善知識」を身につければ鬼に金棒である。

このコラムは大塚商会様のERPナビにて連載中のコラムを並行掲載しているものです。

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